【連載企画】えばやん初めてのGSR全力応援!【第1回・連載、始めます!】

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皆さんどうも。えばやんです。

遂に今週末、SUPER GTの2023シーズンが開幕となります。今シーズンはワタクシえばやんも気合を入れて応援していこうという事で、わざわざ連載企画を打っちゃいました。一度始めてしまえばどうにかなるやろ!の精神です。頑張っていきましょう。

メカチームは昨日既に現地入りした模様

WEBAYAN常連の皆様であれば既にご存じかと思いますが、えばやんさんはグッドスマイルレーシング(以下GSR)のファンでございます。ここ数年は結構ちゃんと応援していたのですが、今年はもう全レースをリアタイしてやろうという気持ちでおります。何なら現地にも行こうといった感じです。ハイ。

一般庶民による初めてのガチ(?)応援の様子を少しでも共有できたらと、今回こうして記事を書いている訳ですね。まあ、今シーズンGSR関連の話は既にもう2回くらいしているのですが……(ちょっと話題に出したという意味では4回くらい)。

まあ何はともあれ、連載頑張りますのでたまに覗きに来て頂ければ。基本、レース前後に1~2回くらいの更新になるかなと思います。簡単なレース情報やチームに関する何かしらを雑にまとめながら、日記を書いていくイメージですかね。この連載自体は今シーズン限りですが、その分色々やれたらなと思います。出来るかな。多分できるっしょ。うん。

前置きはこの位にして、ちゃんと記事を書きましょう。初回なので色々書きます。ほら、一応モタスポ興味ない人とかもいるだろうし。長くなるぞ……。

SUPER GT と GSR ……って何?

今シーズンの出場車両たち。壮観

これまでちゃんと説明してなかった気もするので、ここで改めてSUPER GTとGSRについて説明しておきます。まあ詳しくは各自ググって貰えば分かると思うので簡単に。

SUPER GTは国内トップレベルのカーレース!

……と雑に書いたけども、これでは「へぇ~」という感想で終わってしまうのでもう少し。

カーレース、と書くと分かりやすいけどもダサいので、モータースポーツ(以下モタスポ)と呼びましょう。要は車を使ったレース。う~ん、分かりやすい。

長くなったので……

一口にモタスポといっても様々で、何の車で・どう対決するかで分類するだけでも、それはもう無限にあります。サイドカーのレースとかもあるんですよ。車乗りに車とレース環境を与えればドンパチやれちゃうんです。そういった人には怒られるかもしれませんが、専門外にも優しく今回はざっくりと・的を絞って説明しましょう。

四輪車が(特設)サーキットで行うレース形式は、大きく2つに分けることができます。それがスプリントレース耐久レースです。分かりやすく言えば、スプリントレースは短い距離で速さを、耐久レースは長い時間で距離を競います。距離と時間のどっちを基準にするかはレースによりますが、こういうイメージだと思って頂ければ。

※スプリントと耐久の違いは細かいルールにも表れる。スプリントだとレース全体の○km以上(既定の距離)を走れば完走扱いでも、耐久だとレース終了時に走っているかどうかで完走扱いかどうかが決まるといった感じ。あくまで大雑把な分類。また、サーキット以外で行われるものには、最高速度を競うドラッグレースや悪路を駆けるラリー、既定ルートのTAで争うジムカーナといったものがある。

また、車種で区別することもできます。こちらはだいたい3つに分けられまして、フォーミュラカープロトタイプカーハコ車(一般車)といった具合です。フォーミュラカーはF1でビュンビュン走ってるやつ、プロトタイプカーは主に耐久レースで見られる一般車に近いけど世界に1台しかないレース専用車、ハコ車は普通に流通してる車って所です。ハコ車の中にもうちょい細かい分類がありますが置いておきましょう。

左がフォーミュラ、右手前がプロトタイプ、右後ろがハコ車

さて、皆様がモタスポを思い浮かべた時まず最初に想像するであろうF1ですが、こちらはフォーミュラカーのスプリントレースに分類されます。一方世界3大レースにも挙げられるル・マン24時間は、プロトタイプカー及びハコ車の耐久レースとなります。これで何となく想像しやすくなったことでしょう。きっと。

やっとSUPER GTの話ができますね……。

SUPER GTは、つまるところハコ車のスプリントレース

ルール的にはスプリントレースなのですが、距離的には耐久レースに近いです。コロナ以前は750kmだとか1000kmだとかで競うレースもあったので……。コロナ以降は控えめになりましたが、それでも450kmとスプリントレースと呼ぶには若干長い距離で争うこともあります。参考までに、F1は原則300km程度(レース時間が2時間で打ち切り)ですので、F1に比べると全体的には長距離です。

2017年を最後に鈴鹿1000kmはカレンダーから外れた(鈴鹿戦自体は距離を短くして継続)

また、ハコ車の中でもGTカー(グランドツーリングカー)のみに限定したレースとなっています。これも曖昧なジャンル分けになってしまいますが、2シート(2座席)のハイスペックな車と思っておけばOKです。詳しく知りたかったらWikipediaを見るんだな。ゲームのグランツーの語源は間違いなくコレです。

以上を踏まえてもっと正確に分類すると、GTカーの長距離スプリントレース。なんだか既にややこしいですが、割とどうでもいい部分ではあります。とりあえず、国内レースシリーズハコ車部門のトップに君臨するレースという事だけ覚えて帰ってください。

※めっちゃどうでもいい豆知識だが、フォーミュラカーの国内最高峰はスーパーフォーミュラ、耐久レースの国内最高峰はスーパー耐久。何故か国内3大レースシリーズは全部頭にスーパーが付く。

ここが魅力だよ SUPER GT

長々とSUPER GTがどういうジャンルか語ってきたわけですが、魅力について全く語れていないのでもう少し。多分この辺は真面目に話してるとまた長くなるから駆け足で行くぞ。

①FIA公認の国際シリーズ!

なんと、FIA(国際自動車連盟)が公認した国際シリーズなんです。なので国外からの参戦があったり、なんなら国外戦があったりします。スポット参戦で海外チームが出場することも。海外ファンも地味に多いのだとか……。

②2つのカテゴリーが並走!

SUPER GTにはGT300とGT500という2つのカテゴリーが存在します。規定に沿ったGTカーであれば何で出場してもOKなGT300クラス、国内メーカー(トヨタ、ホンダ、日産)が開発した車両を使用するGT500クラス。GT500クラスの方が馬力が高く設定されているので、お互いのクラスの車両が動く障害物として機能するようになっています。他カテゴリとの絡み合いがレースを左右することも。

③モンスターマシンが戦うGT500クラス!

GT500クラスの車両は国内メーカーが開発した車両です。見た目は各社の有名車種ですが、中身はとんでもないモンスターマシン。F1カーとも張り合えるほどの性能を有しています。ハイスピードでサーキットを駆けるGT500クラス車両にも注目です。

④個性的な面子が揃うGT300クラス!

一方でGT300クラスは個性的なメンバーが揃います。我らがGSRもこっち。車両さえ用意できればあとは比較的低予算でも戦えるため、小規模なチームも多いです。年によっては痛車が何台も出走したり、よく分からんマシンを乗り回してたりすることもあるので見てて楽しいですね。

……まだまだありますがこんなもんにしておきましょう。GSRのドライバーである谷口さんが魅力を語ってくれる動画があるので、もっと知りたいという方向けに紹介しておきます。

で、GSRはいったいどういうチームなん?

かわいいね

一言で言うと、グッスマが運営するミクさんの痛車で戦うチーム。単純明快ですね。

チームが生まれた経緯は結構ややこしいので各々調べて頂くとして、実は色々と凄いチームです。モタスポに痛車を引っ提げてやって来たのはこのチームだし、(ミクさんパワーで)個人スポンサーを募ってチーム運営費を賄うというモデルを確立したのもこのチームだし(似たようなことをやってたチームはあったと思うが、大成功という意味ではGSRに勝てないかもしれない)、ちゃっかり面子を固めてシリーズチャンピオンを3度も獲得しているのもこのチームです。

毎年デザインが変わるレーシングミクの素晴らしさもさることながら、本当に注目して頂きたいのは豪華なチームメンバー。驚かれる方もいるかもしれませんが、あの元・F1ドライバーである片山右京が監督を務めています。ドライバーも谷口信輝と片岡龍也のベテランタッグです。国内モタスポファンなら一度は聞いたことがあるでしょう。

ベンチュリLC92。片山は「カミカゼ・ウキョウ」と呼ばれていた

こんな豪華なメンバーとミクさんが乗り回すマシンはメルセデス製。Mercedes-AMG GT3はレース仕様車なので一般流通はしていないのですが、一般向けの販売車両もあるので参考リンクを貼っておきます。ついでに今年度のチーム体制(と簡単なチーム紹介)がわかるページも貼っておきますね。とにかく、すげ~チームなんです。

今年は全力応援だ!

ということで、SUPER GTとGSRについてちょっと理解が深まるかもしれないコーナーでした。こんな長文は最初だけなんで、次回以降はもっとコンパクトになると思います。きっと。

今年はGSRを全力応援していきたい!とにかくその気持ちでやらせてもらうので、Twitterとかも多少うるさくなるかもしれません(特にレースウィーク)。でも僕の数少ない深く浸かっている沼のひとつなので許していただければと思います。これを読んでる読者諸君も、GSRを応援しろ!と強制はしないので(してくれたら嬉しいけど)モタスポにもっと興味を持ってもらえたらなと。そういう思惑もちょっとだけあります。

ここからは、今年のGSRの調子と初戦岡山について軽く触れておきます。ちゃんと触れてるブログはいっぱいあると思うので、うちではフワッとやっていく方針にしましょう。

火曜日にミーティングがありまして、今年のレギュレーションや公式テスト、初戦についてなどあれやこれやと話していました。

今年は去年から全く変わらずのチーム体制ということで、そこに対する懸念点はないとのこと。なんなら昨シーズン後半はかなり調子もよく、それをそのまま引き継げるのは爆アドです。これはかなり期待が持てます。公式テストは天候不良が続き多くを試せてはいないものの、手応えはありそうな感じでした。

GT300は多種多様な車が参戦するため、足並みをある程度揃える必要があります。そこでBoP(バランス・オブ・パフォーマンス)と呼ばれる性能調整が行われるのですが、今年度のAMGはまあまあといったところ。この辺は結局走らないと分からない上、今年は地味に影響がデカいルール変更も多数あるため、初戦岡山がどうなるかですね。

※BoPについて補足。具体的には、燃料の流量を減らしたり重りを増やしたりすることで調整している。レース結果等を参考に毎年少しずつ弄られるので、いい感じに強くなるような調整が入るともちろん嬉しい。なお優勝するチームはBoPなぞ気にせずともガンガン勝つので、誤差のように思えなくもない(が、ここ数年AMGは性能に対して若干厳しめの調整を受けている気がしないでもない)。

ちなみに、今回のミーティングではTEAM UKYOデザインのミクさんも公開されました。これは片山右京が運営する自転車チームで、毎年ついでにイラストやグッズ等で応援する上、こちらにもグッスマがスポンサーとしてついています。チームデザインのサイクルジャージを着るのでえっ……素晴らしいイラストになるのですが、今年はどうでしょうか。

最高だと思う。素晴らしい。毎年なぜこれが許されてるのかはよく分からないが、とにかく素晴らしいのでOKだ。特に太ももが。

……これで元気出ましたね!初戦も張り切っていけそうです。

さて、そんな初戦岡山ですが、簡単に情報をまとめておきましょう。

2023 AUTOBACS SUPER GT Round1 OKAYAMA GT 300km RACE

岡山国際サーキット(1周:3.703km)
レース距離:303.646km(82周)
GT300チェッカー予想LAP:76周

全長は4kmにも満たないものの、岡山は中低速コーナーが多くテクニカルなサーキット。角度がキツいコーナーが連続するので、これらをどう処理するかがカギとなります。当日の天候は土曜日が雨、日曜日は曇り。ウェットコンディションでのタイムアタックになるため、厳しい予選になりそうです。日曜日は曇り。今年は気温があまり上がらないのもあり、タイヤを上手く温められるかといった所。

また、タイヤの持ち込み本数を減らすことになったため少しだけ気にしたい所です。バイオ燃料が今レースより採用される予定でしたが、ちょっと問題があってこちらは見送りに。従来通りの燃料を使用するとの事です。

前身の全日本GT選手権から数えると30年目。歴史を感じる

なお自分のコンディションですが、土曜日は特に予定なし。日曜日は昼前に外せない予定を入れてしまったので、たまにレースの様子を見ながらといった感じになりそうです。リアタイ視聴は出来そうなのでセーフですね。

緊張の初戦になりますが、まずはいい結果が出ると良いですね。ワタクシは東京から念じていこうと思います。勝て~ッ!ハァ~ッ!こんなんでいいのだろうか。

次回は初戦終了後に更新予定です。fightgsr!

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