【連載企画】えばやん初めてのGSR全力応援!【第7回・鈴鹿で現地観戦だ!】

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サイトのサーバーエラーにより投稿日が1日遅れた……ので、情報がほんの少し古いかもしれません。菅生の天気とか。なんか朝方雨降ってたらしいし。

写真提供:LEOさん

皆さんどうも。えばやんです。

写真の通り、私は今鈴鹿サーキットにいるという事で……今回は特別編、鈴鹿の思い出とともに、現地の自分目線でレースを振り返っていきましょう。キッチリ文章まとめる時間が無かったとか、ニンダイと被って急がないといけなくなったとか、ボドゲとフォントの制作に時間を吸われてるとか、そんなことは一切ありませんよ!

ぞいの構え

日本モータースポーツの聖地・鈴鹿

ちなみに今回は名古屋にて前泊、ついでに熱田神宮に行ったりもしました。もちろん神様に旅の安全と勝利祈願をしましたよ。

冒頭の写真は土曜日、朝10時頃に撮ったものです。こんな早い時間、しかも土曜日に来てる理由は一つ、サファリバスに乗るためですね。GSRは何故か毎回バス1台分の枠を確保するので、(主にブラック会員の)サポーターの皆でワイワイやってます。

サファリバスはサーキットを爆走するGTカーを猛獣に見立て、サファリ(コース)をバスで駆け巡るというもの。こんな珍妙なことをやってるレースはそもそも少なく、やってても金持ち優先の世界なので中々参加できません。でもGSRなら(チケットさえ確保できれば)参加できます!一緒に同行したLEOさんが頑張ってくれました。ありがとうLEOさん。

GSRは毎回ミクサポの皆さんが同乗するので、駆け巡るマシンを横目にゆる~い会話が展開されていきます。でもミクちゃん号は逃すまいとポンコツあいぽん君で必死に写真撮りましたよ。余談ですが流石に今年のiPhoneは99割買う予定なので、もてぎの時はもっといい写真が撮れると思います。

解散後はグッズを購入したり、展示車両を見て回ったり。時間に余裕があったので、伊那富神社という鈴鹿サーキットの近く(徒歩30分)にある神社にて必勝祈願。写真は撮り忘れました。本来の目的は限定の御朱印だったのですが、この日は残念ながら授与日ではありませんでした。

なんやかんやで予選開始。S字コーナーあたりで観戦。レースレポートによると、公式練習でセッティングがイマイチ決まらないまま予選を迎えてしまったこともありいい結果は期待できなさそうな雰囲気だったそう。しかしいざ始まってみればそんな不安もお構いなし。Q1は谷口選手が担当したのですが、相変わらずの走りを見せ2位に。危なげもなくQ2進出となったものの、1位の56号車はウェイト100kgのハンデを背負っている訳で……マシンの差を感じます。

爆音を轟かせながら駆けるマシンを見ると「レース観戦に来たなぁ」と感じるものです。うっさいエンジン音に漂うガソリンの香り。The・クルマの匂いといったところ。でもこれが堪らないんですね。

LEOさんはというとこの日のためにいいカメラを拵えたのもあり、隣でめっちゃパシャパシャ写真撮ってました。自分は流石に流し撮りとかは厳しいので、数枚おさめたらレース展開を追いながらまったり観戦してました。

写真提供・LEOさん

さて、運命のQ2。ポールだから優勝とは限らないというのは前戦がまさにそうなのですが、前の方のグリッドでスタートした方がいいのは間違いありません。頼むぞ片岡選手!とお祈りしながら見守っていましたが、堅実にラップタイムを更新していき3位に。すげぇ~~~。

車検も無事通り片山監督のありがたいお言葉も頂いたので、我々一行は観覧車へ乗ることにしました。コース全体を少しでも高い所から見たかったんです。タダだからウキウキで乗ったとかではないですよ、決して。

他の施設もちょこっとだけ。随分と硬派な展示車両もありました。オールドなシビック……名車だけど。

定期的に変わるらしい

ちなみにこの日は24時間テレビをなんとなくホテルで流していたのですが、ゴマキが美人過ぎてビビりました。

一瞬の判断が命運を分ける

翌日、決勝日です。この日はピットウォークに参加。レース観戦は全てにおいて金持ちが優先される世界なので、パンピーの入場はだいぶ後。GSRは人気チームということもあり、サイン列に並ぶことさえできませんでした。まあでも折角なので写真を撮って、1番グリッドの写真も撮って……と、それなりに満喫しました。

ビールと焼きそばで腹ごしらえをしながら待ち、いよいよレース開始。この日も最初はS字コーナーで観戦することに。スタートドライバーは片岡選手でした。

スタートから数周はポジションを守りながらの走行に。相変わらずLEOさんは隣で試行錯誤しながらいい写真を収めようと頑張っているので、自分はレース展開を追うのを頑張りました。分業です。

写真提供・LEOさん

11周目でFCY。終了時の一瞬のスキを突き2位に浮上します。前とは8秒ほどのギャップはありましたが、危なげもなく1回目のピットイン。あまり後方との差が開いてなかったこともあり19位まで順位を落としますが、片岡選手の怒涛の追い上げもあり7番手まで戻ってきます。8番手からのオーバーテイクは目の前で見れたので良かったですね。

そしてそろそろ観戦場所を変えようかと130Rの方へ移動。到着してすぐ、56号車のクラッシュが目の前で発生。右リヤタイヤが外れ制御不能となり、そのままタイヤバリアへ突っ込みます。単騎クラッシュで怪我人も出なかったので一安心、とともに2回目のFCYが出ます。実はこの時4号車はピットレーン入口の近くにいたのですが、咄嗟の判断が出せずチャンスを逃します※1。後ろの2台はピットインしてました。

※1 チャンスを逃す…FCYになるとピットロードは閉まってしまうが、その直前にピットインすることができればコース上のマシンが速度を落として走行している間にピット作業を行えるため、結果的に得をすることになる。

写真提供・LEOさん

今回(GSRの)ミスらしいミスが無かったこともあり、結果的にこのFCYが表彰台を逃す原因となりました。レースではよくあることとはいえ、運を味方に付けられなかったのは悔しい部分でもあります。ピットに入れていれば少なくとも3位……つまり表彰台は堅かったです。

さて、FCY解除後すぐにピットイン、谷口選手と交代しつつピット作業を消化します。実は、2回目のFCYで片岡選手の周回数が全体の2/3を超えてしまう※2ギリギリのラインだったので危なかったです。交代後は実質7番手で周回を重ねていきますが、53周目で接触が発生。

※2 2/3を超えてしまうSUPERGTでは1人のドライバーがレース全体の2/3を運転してはならないというルールがあり、これを破ると失格になってしまうため気を付けなければならない。

この時まだ130Rにいたのですが、コースの向こう側で煙が上がってるのを確認しました。その直後場内実況の叫び声と共に画面に映し出されたのは、GT500マシンに押し出され大きくコースから外れる4号車の姿が。煙の正体はグラベルに突っ込んだ4号車が上げる土煙でした。谷口選手の驚異的なドライビングテクニックにより最小限のロスでコースに復帰するものの、差が大きく広がってしまいます。しかし諦めの悪い谷口選手は怒りの自己ベスト更新を重ね、前の車との距離を縮めていきます。

そんな中130Rでまたしてもアクシデントが。8号車にマシントラブル発生、制御できずグラベルに突っ込んでいきます。自走できる状態ではあったのでそのまま自分でピットに入っていきました。まさか今日だけで2台も130Rのグラベルに突っ込む車を見ることになるとは……。

写真提供・LEOさん

谷口選手は順調にタイム更新を重ね、着実に順位を上げるもののレース終了。最終順位は5位という結果になりました。最後の方は日立Astemoシケインを越えたあたりで観戦してましたが、このポイントも減速からの立ち上がりが見れてよかったですね。しかしまあ結果の方は大変悔しいと言わざるを得ない……。

なお、現在鈴鹿サーキットの運営はHONDA傘下が運営しているため、HONDA勢にとってはホームコースでもあります。GT500クラスで参戦しているHONDAのNSXはレギュレーションの関係で今年がラストイヤーだったのですが、GT500クラスの優勝チームのマシンはNSX。GT300クラスでもNSXが優勝しており、鈴鹿ラストランを飾るにふさわしい結果となりました。

レース終了後は表彰式を見て、LEOさんとバトルしたりしました。夏の鈴鹿恒例の花火もギリギリみれたので、良い夏の思い出になりましたね。

LOSE
余談ですが……

翌日以降は名古屋観光とお伊勢参りをしました。折角来たからには観光もしないとね。

でらます期間中だったので翼と一緒に
伊勢神宮は流石に遠かった

この悔しさは次のレースで……って毎回言ってる気がする

どうも今シーズンはとにかくツイてない場面が多いです。優勝まであと一歩のところまでは行くのですが、勝ちきれない。時には天候に、時にはタイヤに、時にはFCYに……。そこも含めてのレースですし、イレギュラーへの対応力も強さという話もあるので、嘆いてばかりはいられないのですが……。でも悔しいもんは悔しいですね。公式もそう呟いてるし。

とはいえここいらで夢を見せて欲しいですね。祝勝会にも参加したいですし。大きくて丸い物※3が欲しいです。なので次は頼む、GSR!勝ってくれ!

※3 大きくて丸い物…祝勝会ではビンゴ大会の景品としてホイールやブレーキディスクが用意されることがある(というか前回は用意された)。キャンペーンの景品としても用意されることがあり、公式がそれらを総称して『大きくて丸い物』と呼んだりすることも。

という事で、勝利への第一歩はコースの理解。第6戦、魔物が棲むSUGO戦の情報です。

2023 AUTOBACS SUPER GT Round6 SUGO GT 300km RACE

スポーツランドSUGO(1周:3.586km)
レース距離:301.272km(84周)
GT300チェッカー予想LAP:78周

『菅生には魔物が棲む』とはよく言ったもので、ここSUGOでは必ずと言っていいほど何かが起こります。コース幅やランオフエリアが狭いために、接触やクラッシュが起こりやすいことが原因です。

SUGOの特徴は何といっても最終コーナーからの登り勾配。その高低差は70m以上にもなります。とんでもない。ここを抜きにしても全体的にアップダウンが激しく、コース自体もテクニカルな作りになっているために難コースとしても有名ですね。

上りを抜けた先のホームストレート。下っているように見えてしまう

近年の成績は良いか悪いかのどっちかといったところなので、上手く噛み合えば今度こそ優勝を狙える……かも。現時点では雨の心配もないので、その辺で後れを取る心配もないハズです。クラッシュに巻き込まれないように祈るのみですね。目指せ勝利、fightgsr!

本編とは関係ない話

前回紹介できなかったレーシングミクのフィギュアを載せておきます……って、これはGO&FUNの写真です。2021に2023ver.2を入手したのでこれにてコンプリートですね。

チラッと写ってるボールはハチサマのやつ

そうそうこっちです。どうですか、この美しいボディ。最高にそそられますね。健康的ながらどこか魅惑的なボディラインに、丸出しのおへそ。たまりません。

もうひとつ。SUPERGTのサポーターズクラブ向けに、映画『グランツーリスモ』試写会招待のお知らせが。抽選で8名という狭き門ではあったものの、会場が池袋グランドシネマサンシャインだったので申し込んでみたところ……。

実際に届いたメール

 見事当選。

という訳で公開に先駆けて観てきました。この記事が公開される頃にはもう上映も始まってるので、多少のネタバレはいいだろうという事で感想を。

でも一応ネタバレ対策で隠しておきます

ゲーマーがレーサーになるという夢を叶える……というだけの話ではあるのだが、話の展開のテンポが良く、山場がいくつか用意されていることで最後まで楽しめる作品となっている。最終的にル・マンで表彰台に上がったところは感動的だった。

ヤンのレーサーとしての成長物語、ライバルたちとの熱いバトル、親子それぞれの思い、師との絆、そして恋愛物語。この5つが同時進行で進んでいくのだが、それぞれがヤンというレーサーの人物像を鮮明に描き出すアクセントになっている。

ただモタスポファンとしてはやはり、レースシーンに着目したい。ゲームが題材の根幹ということもあり、随所でゲーム的な表現が使われている。ここぞという場面、例えばオーバーテイクする瞬間などで効果的に使われていることで、ゲームで培ってきた技術でもあるという印象を強く残した。単純にそういった表現を多用してくれた事が、ゲーマーとしても嬉しかった。

スタントとしてヤン自身が本人役で登場していたそうだ。その辺のバックストーリーも含めて、非常にいい映画だったと思う。ゲームを知らずとも、モタスポに疎くても、熱く、そして感動できる最高の作品だった。

#実話だから熱いグランツーリスモ

こんな感じで公式のTwitter、いやXにも載りました。

……ということで第7回はこの辺にします。果たしてSUGOはどうなることやら。また次回。

おまけコーナー・LEOさん撮影写真集

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