賽の河原――そこは、親不孝な子供達が連れてこられる場所。
罪を償うために石を積んでは崩されを永遠に繰り返すが、
石を積み切ることができれば転生できると言われている。
一人ではいつまで経っても終わらないと悟った子供達は、
閻魔大王や鬼の目を盗みつつ協力することにしたのであった……。
賽の河原は、半協力型のアナログゲームです。全員で協力しながら石を積み上げていきますが、ゲームに勝利し転生することができるのは最後の1個を積んだ人だけ。プレイヤー同士で邪魔し合いながら、時にはゲーム自体に妨害されながらも勝利を目指します。
プレイヤー同士は味方であり敵でもあるので、いかに他プレイヤーを出し抜くかが重要です。そのためには積み上げていく石の多くが持つ多様な効果と、各プレイヤーに与えられた必殺技を駆使していく必要があります。
石カード30枚のうち、22枚が何かしらの効果を持っています。単純にゲームを有利に進められるものから、持っているだけで不利になるものまで様々です。中にはどう考えても石ではないものも。そんな個性豊かな石達ですが、夜光石という石には要注意。この石は拾った瞬間にゲームが終了してしまいます。しかもこのピンチに対処する術はあまりありません。つまるところ、このゲームは途中で強制終了してしまう可能性の方が高いのです。
その場合は手持ちの石の強さを比較することになります。基本的に効果が強力であるほど石の強さも大きくなるよう設定しているので、強力な石をあえて積まずに保持しておくのも戦略です。化石はこのゲームにおいて全く役に立たない邪魔な石ですが、一番強い石でもあります。上手く立ち回れれば強い味方になることでしょう。まあ邪魔なんですけどね。
また、各プレイヤーはゲーム中に1回ずつ必殺技を使用できます。どれも非常に強力な技ですので、タイミング次第では勝利に直結します。ランダムに配られるため、必殺技の中でも強力なものが手元に来てくれることを祈りましょう。弱いものが来てしまったとしても、このゲームは必殺技だけでは勝てない(ことの方が多い)ので諦めないでください。12個目を置くか、強い石が手元に無ければ勝利にはなり得ないのです。
ゲームの流れなどについては以下の取説を読んでみてください。分からないことがあればこの記事のコメント欄やTwitterの方まで。気づいたらお答えします。
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