皆さんどうも。なんやかんやで最近ちょくちょく帰省しているえばやんです。一時期全く帰省できていなかった反動というかツケが回ってきてる感じなので、半ば強制みたいなところがあり困ってます。帰りたくないわけではないのですが、こっちにもやることがあるので。
それはさておき、帰省の際に必ずやること……そう、検査です。まあ別にやらなくてもいいんですけど、家族や親戚に医療従事者が多い関係上やらない訳にもいかずって感じですね。仕方ないので毎回ちゃんとやってますが、PCR検査って大変じゃないですか。いや、検査自体は簡単でも結果が出るまでに時間がかかって。
なんて話を母にしたら「じゃあ抗原検査すれば?」と言われました。抗原検査って何だよ!と思う方も多いでしょうし、自分もそう思ったのでここはひとつ日記に書き残しておこうかなと。
そもそもPCR検査って何だよ
流石にね、分からない人はいないと思うけど念のためにね。「ポリメラーゼ連鎖反応(Polymerase Chain Reaction)」という手法を用いた検査だからPCR検査。ポリメラーゼ連鎖反応って何だよって人のために一言で説明すると、DNAを複製する凄い技術です。詳しくはググって正しい知識を身に付けてね。
有名なのは唾液を用いた検査方法ですね。僕も何回かやってますが、検査自体は楽です。
しかし大きな問題点があります。それが前述の「結果が出るまでにどうしても時間がかかる」という点です。もちろん、検査機関が近くにあれば話は別ですが、場所は限られます。DNAを複製する凄い技術を用いる必要がある訳ですから、当然っちゃ当然ですね。
抗原検査はせっかちな人向け?
そこで抗原検査ですよ奥さん。抗原検査は採取した検体に抗原が含まれているかどうかで検査します。サンプルを取ってコロナウイルスが混じってるかどうかをチェックしてる訳です。で、これもきちんと検査したいなら専門の機関で色々やってもらう必要があるのですが、単に抗原が含まれているかどうかを見るだけであれば、簡単な検査キットだけで完結してしまうんですね。
注目すべきは結果が出るまでの時間。検査キットにもよるのですが、だいたい15分から30分程度。丁寧にやっても1時間以内には結果が出ます。早くても半日は待つ必要があったPCR検査と比べれば一目瞭然。
PCR検査よりこっちの方が良いじゃんか!と思うかもしれませんが、結果の信ぴょう性という意味ではPCR検査に劣ります。PCR検査も確実という訳ではないので、いずれにせよあくまでも参考程度に留めておくのが一番ですけどね。しかしそのスピードから、医療の現場ではとりあえずの検査に用いられています。医療現場優先というのも、抗原検査があまり一般に出回ってない理由だったりするかもしれないですね。
しかし最近は、薬局などで入手できることもあるようです。身近に医療従事者がいれば、少し分けてもらうこともできるかもしれません。前よりは全然入手しやすいらしいので、困ったらまずはお近くの薬局に行ってみては。(Amazon等にもいろいろあるが、そちらはあまりオススメしないとのこと)
実際にやってみようか
実際にやってみようとは言ったものの、一体何をやるのかと。そう、鼻をグリグリするアレです。インフルの検査でやるやつ。実はアレも抗原検査をやってたんですね。というかみんな鼻グリグリしたくないからPCR検査やってるのでは……?と思います。絶対そうだと思います。
今回はこちら、富士レビオ株式会社製のエスプラインで検査していきますよ。この箱は2個セットですので、2回分の検査キットが封入されていますね。ちゃんと個包装されており、衛生面もバッチリです。流石は医療用。
検査方法の説明書が一緒に入ってるはずなので、それを見ながら検査を進めていきます。エスプラインの場合は箱蓋の裏に書いてありました。
抗原検査は基本的に以下の手順で進めます。
ね、簡単でしょ?……ということで早速やっていきましょう。まずは綿棒グリグリです。最初にして最大の難関です。やられたことがある方なら分かると思いますが、結構奥まで入れて少し痛い位にグリグリしないといけません。僕はもう自分でできるようになってしまいましたが、これができなければ話になりません。抗原検査キットの壁は高いのです。
我慢しながら突っかかる所までグイグイ入れていきます。だいたい3cmくらいですね。
そしてグリグリします。しっかり粘膜にこすりつけないと検査に失敗するので躊躇してはいけません。血が出るほどやる必要は無いですけどね。
しっかりと検体を採取したら、検査液に溶かしていきます。チューブごとつまんで絞り出すようにしましょう。溶かした後は滴下チップをしっかりとはめて、5分程置いておきます。
あとはカセットに溶液を数滴垂らして結果を待つのみです。このカセットの形状が様々な上、垂らすだけでいいタイプと垂らした後に操作があるタイプが存在します。何滴垂らすか・垂らした後の待ち時間も物によります。この辺は説明書をよく読んでやるべし。
30分後、失敗していなければ変化が起こっているハズです。基本的には以下のように変化します。説明書にも似たようなことが書かれていますのでそちらも参照のこと。
さて、気になるワタクシの結果ですが……
陰性でした。よかったです。
まとめ
ということで抗原検査キットを使ってみた話でした。グリグリさえ乗り越えれば楽なので、急いで検査したい方は試してみてはいかがでしょうか。以上。
P.S. ワクチン3回目を随分前に打ってきました。写真撮影も禁止だしファイザーに変えてみたら驚くほど副反応出ないしで記事にしませんでしたが、一応報告をば。
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